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カカシ→イルカ→ナルト
プロポーズ
「イルカ先生、結婚しませんか?」
『!?????』
アカデミーでの仕事を終えて、偶然帰り道が一緒になったナルトと仲良く歩いていると、
突然眼の前に上忍のカカシが現れてそういい放った。
ぎょっとなったイルカの手を素早くひっつかみ、カカシはナルトの存在など無視してずずぃっと顔を近づける。
片目しか出ていないし眼のすぐ下からも隠されているので、はっきり言ってかなり怖い。
「あ…あの、カカシ先生…いきなり何を…」
「ですからね、イルカ先生。俺と結婚して下さい」
びくびくと怯えながら顔をのけぞらせて離れようとする彼に、しかしカカシはにっこりと笑顔のまま顔を近づけるのをやめようとしない。
ようやくはっと我に返って、ナルトはびしっ!とカカシを指さした。
「って、何やってんだってばよー!カカシ先生!!イルカ先生と結婚って…そんなのダメだってばよー!!」
「黙りなさい、ナルト。お前みたいな子供には関係ないことでしょ。さっさと帰りなさい」
だが、カカシは気にした風もなくそちらを見ようともせず冷たく言い返す。
ぐぐっと両手を握りしめて、ナルトはひこうとしない。
「やだ!!だって、イルカ先生は俺のお母さんなんだからなー!!結婚なんて絶対許さねぇぞ!!」
「いや、ナルト…。俺は男だから、子供はちょっと産めないなぁ」
「何っ!?」
思いっきり強く叫ばれた言葉に、イルカはまんざらでもない顔で笑う。
逆にカカシの方はぐわっと眼を見開いて、今にも泣き出しそうな眼でイルカに詰め寄った。
「ひどいっイルカ先生!俺というものがありながら、他の男とっ!!子供までっ!!」
「あんた、何言ってんですか。いい加減にしないと頭割りますよ」
流石にナルトとは違ってカカシには容赦のないツッコミをいれ、イルカはぐぃっと彼の肩を押して無理矢理引き剥がし、
ぽんぽんっとナルトの頭を叩いた。
「ったく、ナルトも、馬鹿な事言ってないで帰るぞ。いくら上忍で先生でも、ナルトはあんな大人になっちゃダメだからな」
「おう!!俺、カカシ先生みたいな変態にはならねぇってばよ!!」
「ひどっ!」
にこやかに、本当の親子のようにさっさか歩いていく二人に手を伸ばし、カカシは再び彼等の前に立ちはだかる。
運良く辺りに人気はないが、もし誰かいたら完全にカカシのイメージダウンな噂が広まっていた事だろう。
溜息をついて、イルカはガルルルルーとうなり声をあげるナルトを下がらせ両手を腰にあてた。
「いい加減にして下さい、カカシ先生。だいたい…何だっていきなりあんな事いいだしたんです?」
「いきなりじゃありません、イルカ先生。貴方が無視しているだけで、さっきのですでに三百とんで六回目です」
迷惑だと態度でも空気でも表情でも堂々と示すイルカに、ぽっと頬を赤らめてカカシはきっぱりと言い返す。
三百六回もプロポーズをして諦められていないカカシもカカシだが、それを綺麗に無視したあげく覚えていないイルカもイルカだ。
(実は、仲いいのかも…?)
そんな事を思いながら、ナルトはイルカの腰にしがみつく。
途端にカカシが鋭い殺気を飛ばしてくるが、そんなものはちっとも怖くない。
「なぁなぁ、イルカ先生ー。俺腹減ったってばよー」
「ん?そうだな…今日は家に泊まるか?食べたいものあったら作るぞ」
「わーい!!」
「ナルト…お前という奴は…」
にっこり笑ってねだるように言うと、イルカも笑顔を返してあっさり言い放つ。
ナルトに対する態度と自分に対する態度のあまりの違いに泣きそうになりながら、カカシは邪魔者なナルトをさらに強く睨み付ける。
「どれだけ俺とイルカ先生のいちゃいちゃを邪魔すれば気が済むんだ!?」
「誰と誰がいちゃいちゃですか、誰と誰がっ!!」
すぐにイルカの冷たいツッコミが間にはいってくるが、完全に無視してカカシは先を続ける。
「イルカ先生のお宅にお泊まりなんてそんな羨ましい事はさせないぞ。イルカ先生のお宅…手料理…一緒にお風呂…
洗いっこ…一緒の布団で…」
「だんだん変な方向に話しがいってるぞ?」
「聞いちゃいけません」
ぐぐぐっとだんだん小さくなっていく声と震える身体に、イルカはあきれ果ててナルトの耳を塞ぐ。
いい加減黙らせないと、これ以上何を言い出すかわからない。
ナルトの教育上よろしくない事は言って欲しくないし…。
はぁっと溜息をついて、イルカはつかつかとカカシに近づいた。
気配に気づき顔をあげたカカシにすぃっと顔を寄せて、出来る限りの笑顔を浮かべる。
「イルカせんっ…」
「カカシ先生、貴方ってどうしようもない人ですね」
嬉しそうに笑うカカシの顔を見下ろして、がしっと両手でその肩をつかみあげる。
ギリギリと締め上げられて、流石のカカシも一瞬苦しそうに顔をゆがめた。
ナルトの位置からはイルカの背が邪魔で、何をしているのか、何を言っているのかさっぱりわからない。
「どうして私が貴方のプロポーズを受けないか…わかりますか?」
「さ…さぁ…?」
それを確認してから、イルカはさらに力を込めて肩をねじっていく。
悲鳴を押し殺し、カカシは必死に痛みに耐える。
彼の言いたい事はまったく想像がつかないが、彼の方からこんなに近づいてきてくれる事は今までになかったから、
それだけでカカシは幸せだった。
だが、次の瞬間あっさりと冷ややかな笑顔とともに言われた言葉に、彼の心は一気に砕け散った。
「貴方を見てるとね、無性に抱きたくなるんですよ」
(俺受ですか!?)
こうして…無事イルカは貞操を守り抜いたのだった。
ちなみに…。
「俺、ハンバーグとオムライスが食いたい!!」
「よぉーし、ナルト。一杯食って、でっかくなれよー」
ナルトはちゃっかり、イルカの家に行き手料理を食べ、一緒にお風呂に入って一緒の布団で寝たのだった。
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やっちまったぃっ!!(笑)
はまっているという理由でかいてみましたー。
家の攻めはヘタレ攻めばっかりです。
そして強気受けが多い。
もしくはものすっごい尽くす受けとか…。
家のイルカ先生は強気受けオンリーです。
弱々しく見せて相手を油断させてクルから(怖っ)
ヘタレなカカシ先生は苛められていじいじ陰で泣いてます。
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